ついに、八重山ライブツアー!

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1 イントロダクション

4年前、初めて波照間島に行って、パイパティローマという曲を作曲しました。
それ以来、八重山の自然や風土に影響を受けた曲をいくつか作ってきましたが、そういう曲を実際に八重山で演奏してみたい、
八重山の人に、八重山が好きな旅行者に聴いてみてほしい、という気持ちがずっとありました。
今回のライブツアーが実現したのは、大げさな言い方に聞こえるかもしれませんが、私にとってはまさに夢が叶ったといって過言ではないでしょう。
しかし、やっぱり夢はそう簡単に叶う訳ではなく、ブッキングの段階ではなかなか苦労したし、当日ぐらいまではここだけの話、
「ライブなんて組まないで遊びにきたらよかった。。」なんてことを、ちょっと考えていたりしました。実は(笑)

帰ってきた今となっては、ほんとに、やってよかったと思っています。
初日から幸せすぎて脳みそがおかしくなっていました。
その様子は、これから読み進めていただいたらわかっていただけるかと思います。

さて、この八重山ライブツアーを決行するにあたって、まず、絶対に必要なのが同行してくれるミュージシャンです。
私はトランペット吹きなので、一人では自分の曲を伝えることができません。
色々考えましたが、島にはピアノがなかったりするので(小学校にはありますが)機動力もあるし、音も素敵なギターを連れて行くことにしました。
そこで白羽の矢をたてたのが、今回同行してくれた、湯田大道氏。
彼には感謝してもしきれません。
実は、彼とはそれほど親交がある訳でもなかったのですが、以前一緒に仕事したとき沖縄の話で盛り上がったのを思い出して、
連絡してみたら、忙しいところ、快くokしてくれました。
音楽性とテクニックを兼ね備えたすばらしいミュージシャンなのは知っていたので、これで一安心。
私が言うのもなんですが、来てよかったと思ってもらえたと思います。
初めて行ったのに、なんとなく島にすんなり馴染んでしまっていてちょっとねたましいほどでした。笑

せっかくなのでこの場を借りてお世話になった方々に感謝の意を。

すけあくろの今村さん、ひゃくさん。
波照間公民館長のからさん、仲底商店の美貴さん、タカヨさん、波照間小学校の神村校長先生、不思議なマッサージ師のニコラスさん。
あやふふぁみの良美さん、大林さん、千鶴さん。
東京からあるいは大阪から傷心旅行や奥さんとの旅行のついでにライブを見に来てくれたり、おんなじ宿だったり、たまたま通りすがりに聴いてくれたりした、みなさますべてに感謝しています。
ありがとうございました。
あなたたちがいなければ、今回の八重山ツアーのこれほどの(まあ、自己評価ですがね。。笑)成功はあり得なかったと思います。
一つだけ、このツアーの成功の一端に私自身が関わっていた部分があるとすれば、トランペットのうまい下手とか曲の良し悪しよりも、「八重山が好き」だというこの一点においてだと思います。
それに関してだけは自信があるので、今後も胸を張って八重山ライブツアーを続けていこうと思います。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ出発です。


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